キャリアパスとは?

キャリアパスとは、キャリアの通り道という意味で、その職場における昇進・昇格の道筋を示したものを言います。介護の世界では、介護職員処遇改善交付金の支給要件にキャリアパス要件というものがあったので、耳にしたことがある方も多いと思います。

キャリアパスは、全ての人事制度の骨組みの部分であり、これがないとしっかりとした人財育成の仕組みを作ることはできません。

世の中でもっとも多く導入されているのが職能資格等級制度と言われる能力に応じて職員を等級に格付けしていく仕組みです。少し見にくいですが、キャリアパスの事例を載せておきます。

介護職員キャリアパス例

このキャリアパスでは職員の能力を9つの等級に分け、その等級に応じた役職や給与、教育訓練等を設定してあります。

職員に求める能力や役割を明確にすることで、会社とすれば人材育成育成目標が明確になり、職員の育成がしやすくなりますし、職員からすれば目指す目標が明確になり、モチベーションがアップします。人事評価も能力や役割に応じたキメの細かい制度をつくることができます。給与制度も能力や役割に応じて給与額が決定されるため、職員にとってもわかりやすく、納得性の高いものを作ることができます。

今回は能力を階層分けしたキャリアパスということで、職能資格等級制度をご紹介しましたが、役割(役職)を階層分けする役割等級制度、職務内容を階層分けする職務資格等級制度も階層の分け方が違うだけで目的は全く同じです。職員を育成し、階層に応じた給与を支払うということです。

組織として計画的に人を育てるには欠かせない部分であり、経営理念や事業計画を達成する為には、どんな組織を作りたいのか、どんな職員を育成したいのかを明確にし、理想の組織像を形にしてみてください。

それがあって初めて理念実現型の人事制度のスタート地点に立つことができます。

ない会社は簡単なものでもいいのでまず始めてみてはいかがでしょうか?

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