人事評価制度の目的

人事評価をしなければならないという認識はほとんどの人が持っていますが、そもそもなんのために人事評価をするのかといった事が理解されていないまま、行われているケースを見かけることがあります。

では人事評価の目的は何でしょうか?

第1回目はその目的について書きたいと思います。

人事評価には、『処遇に差をつける』と『人材育成』という2つの目的があります。
どちらも人事評価の目的として非常に大切なことですが、そのどちらに重きを置くかによって制度の仕組みが大幅に変わってきます。

私たちは、介護や保育園などの福祉業界は『人材育成』に重きを置いた人事評価制度を作っていくことが重要だと考えています。

福祉業界では、法律によって施設の収入が決まってしまいますので、一般企業のように大きく処遇に差をつけるような仕組みは難しく、処遇に差を設けることよりも人材育成に重きを置き、今後訪れるであろう福祉業界における競争に勝ち残っていけるような人材を育てていくことが重要だと言えます。

処遇の仕組みよりも、いかにして『人材育成』を行うか、つまり評価制度が大切だという事を覚えておいてください。

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